生きるのが辛い時に読んでほしい

水曜日の定休日は、私の中で「自分のご機嫌取りDAY」と決めていて、その時行きたい場所へ行ったり、過ごしたい過ごし方をしています。

昨日の水曜日も、コロナ禍にできる範囲のことで、自分のご機嫌取りをしてきました。満足して家に帰り、ベッドの上で「今日も生きてて良かったなぁ」と。
そう振り返りつつ、同時に、そうは思えなかった日々のことも思い出していました。

誰しも、修行の時というか、踏ん張らないといけない時期ってありますよね。
私にも何度かありました。(これからも何度もあると思います。)
大きいもので思い出すことは3つ。

1つ目は、新卒で働いていた大企業のヨガスタジオでのこと。入社半年後の異動により、大阪から、片道1時間以上かかる兵庫へ通勤することになりました。都会のサービス業なので、就業が23時。帰るころには24時を超えることもしばしば。たまに、その次の日が早番で、家を6時台に出ないといけない、なんてこともあり、気づいたら通勤中、大量の人でごったがえす駅で震えが止まらなくなっていました。「この人たちは、何十年もこうして仕事をしているんだ。私には無理だ、数年先を考えるだけで怖い。」と。その時は、本当に耐えられなくなる直前に上司に話すと、地元松山への異動が決まり、ギリギリのところで救われました。

2つ目は、先ほどのヨガスタジオから転職した先のジムでのこと。初めてフィットネスに参入する中小企業で、私にはヨガスタジオでの経験があったことから、立ち上げのための主要なメンバーに選んで頂きました。1月から準備開始、4月のオープンに向けてほとんど0からすべてを作りだす作業。トラブルや、うまくいかないことだらけでした。オープンが迫るごとに勤務時間は長引き、帰りが深夜になることもしばしば。朝から晩までパソコンをたたき続け、ヨガインストラクターともあろうものが、まったく体を動かさない日々。オープン直前、自分のキャパをはるかに超えた大きな店舗に立ちながら、勝手に、すべてを自分一人で抱えているような気持ちになり、どうしようもない恐怖に覆われました。「社長、辞めさせてください。頑張りたかったんですが、このままでは死んでしまいそうです。」と懇願。その時、会社に入ってくれていたコンサルの方と社長が、休めるよう配慮をしてくれました。その後も何度か息絶えそうになりながらもそのたびに救ってもらいました。

3つ目は、ヨガスプーンを開業する前のこと。初めて自分ですべてのことをやる、そのプレッシャーや、今までに動かしたことのない金額のやりとりによるストレスで押しつぶされそうでした。優先順位もうまくつけられず、些細なところにすごく時間をとられたりして、気持ちはどんどん焦っていく一方、手や頭は動かない。夜は眠れず、昼に眠たくなって寝てはまた焦る。例のごとく、運動から遠ざかる日々。心配した母から浴びせられる、無数の簡単な質問にも、受け答えにかなりの時差があって、判断力皆無。いよいよ3日後から体験レッスンスタート!というその期に及んで、食事が喉を通らず、眠れず、呼吸がうまくできない。無性に喉が渇く。そして、「なんか、、胸に刃物突き立ってる?いや、刺さってないなぁ・・・なのに激痛。どうして?」と、何度も触って確認する始末。この時は、体験レッスンを開催することで運動する機会が増え、そして、会員さんが増えるとともに安心したこともあってか、少しずつ改善しました。

この3回とも、改善しなかった時期全部に共通していたことが、自律神経の乱れ、つまりは睡眠や運動、食事の乱れをそのまま放置していた、ということでした。
もっと早い段階で自分の異変と向き合って、整える努力をしたり、周りに助けを求めていれば、あんなにつらい思いをしたり、周りに迷惑をかけることもなかったと思うのです。だけど、渦中はなかなか助けを求められない。その気持ちもよくわかります。

自律神経が乱れたままで放っておくと、身体にはコリや痛みが出てきて、気持ちは暗くなって生きていくのが辛くなり、ひどい場合には心身の病気になります。
ひとたびその状況に陥ると、「つらい自分」に慣れてしまって、そこから抜け出そうと考えることすら大変になり、「つらい自分」のままでいることのほうが楽になってきてしまうのです。

でも、渦中の人に伝えたい。
本当にエネルギーのいることですが、つらい自分を抜け出そうと決意してほしいのです。
決意さえできれば、やることはシンプルです。

毎日同じ時間に起きて、伝統的な和食を規則正しい時間に食べて、毎日20分だけでも歩いたりストレッチしたりして、毎晩お湯につかって、スマホを置いて寝る。
シンプルだけど、難しいですよね。それができたら苦労していないということだと思います。

今の環境じゃ絶対無理。そんな時は、環境を変える勇気も必要です。
自分の身体はひとつしかありません。守れるのは自分だけです。
他社の力を借りることもできますが、それを借りてくるのは自分です。
つらい自分を抜け出すのだと、まずは自分が決意してください。

私は、自分の心身を大切にできない状況にある人を見るととても悲しくなります。私自身も何度かそういう経験をして、どれだけ苦しいかが多少なりとも分かるからです。だからこそ、【頑張っている人たちが、生きていることへの感謝と喜びのなかで毎日を過ごせる世界にしたい】、というのが私の願いです。私にできることがあるならば、ヨガに限らず、何でもチャレンジしたいと思っています。

ご要望があれば、自律神経を整えるためのカウンセリングをさせていただきます(1回/6000円)。対面・オンラインどちらでも可です。
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